ユキチャン川崎に移籍

 ようこそ南関東へ!

アイドル的な人気を呼んでいる白毛馬のユキチャン(牝4歳、美浦・後藤厩舎)が、地方競馬へ移籍することになった。日本中央競馬会が3日、同馬の競走馬登録を抹消すると発表した。今後は川崎競馬場で現役続行の予定で、苦しい経営状況が伝えられる地方競馬の救世主としても期待が高まる。

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=horse&a=20090904-00000006-maip-horse

 でも、いろいろと考えさせられますね。今、日本はダート馬の層が比較的厚く、しかも獲得賞金額の高い高齢馬がなかなか引退しないこともあって、中堅どころが賞金不足でレースに出走しにくいという状況が続いています。レース体系がダート馬にとって恵まれていないんですよね。ダートのOP競走に30頭以上が特別登録することだってあるのですから…。
 腰の重いJRAも今年になってようやく秋の3歳ダート重賞新設(レパードS)を実現させましたが、たとえば牝馬限定ダート重賞やOP競走を新設したりするなど、牝馬や2歳馬などのダート路線を整えるための番組編成が今や急務だと思います。
 あと、これは馬主さんや厩舎の考えで決まることですからどうしようもないのですが、各地にどんどん遠征して盛り上げてもらいたいところ。