福島記念 東スポ杯2歳S・結果

 福島最終週、57キロ以上背負った実績馬は全滅してハンデ重賞らしい結末を迎えました。
   1 (8)サニーサンデー
   2 (5)トウショウシロッコ
   3 (12)トーセンクラウン
   4 (10)デストラメンテ
   5 (3)サクラオリオン
天候:曇 芝:良
優勝タイム:1.58.6(以下、クビ・1・1/2・1 1/2) ハロンタイム:11.8 - 11.1 - 11.1 - 11.6 - 11.9 - 12.3 - 12.4 - 12.4 - 11.6 - 12.4 上がり3F:36.4
 逃げたレッツゴーキリシマ(7着)を終始ぴったりと二番手でマークしていた軽ハンデ(51キロ)3歳馬サニーサンデーが直線で抜け出すと追い込んできたトウショウシロッコをおさえてそのまま押し切った。おめでと〜。福島は夏にラジオNIKKEI賞で2着に入っている得意なコース。今後もローカル小回りに出てきたら頭に入れておいたほうがいいかも。2着トウショウシロッコ(56キロ)はメンバー最速上がりで優勝馬に迫りましたが、ハンデ差でしょうね。良い馬なのですが、なかなか勝ちきれない。3着トーセンクラウンは典型的な「冬男」。これからどんどん調子を上げていくでしょう。
 近年のなかでも屈指の好メンバー・良血が揃った東スポ杯2歳S、最後の直線でのローズキングダムとトーセンファントムの叩き合いは迫力満点でした!
   1 (1)ローズキングダム
   2 (3)トーセンファントム
   3 (9)レッドスパークル
   4 (4)サンディエゴシチー
   5 (10)ダイワアセット
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.48.2(以下、アタマ・1 3/4・アタマ・クビ) ハロンタイム:12.8 - 11.4 - 12.0 - 12.2 - 12.7 - 12.7 - 11.4 - 11.2 - 11.8 上がり3F:34.4
 勝ったローズキングダムの出自は御存知、名門の薔薇一族。父キングカメハメハ、母ローズバド。一門の期待の星でして、前評判通りの強さを見せましたね。おめでとう〜。母を始め、叔父ローゼンクロイツや親戚のロサード、ヴィータローザなどGIにあと一歩手が届かなかった馬が多いなかで、この馬はひょっとしたらと思わせます。今日もそうでしたが、相手なりに走る感じがするので、良いライバルに恵まれれば。
 トーセンファントムは結局引き立て役になってしまいましたが、もともと1600で結果を残している馬。あるいは1ハロン長かったか。
 3着以下は少し離されてしまい、この時点での仕上がりの差がはっきり出てしまった。でも、3着に入ったレッドスパークルは未勝利脱出に4戦かかったものの、力は着実につけている印象。Playmate(Woodmanの母、ニューイングランドの祖母)の3×4があるという面白い血統です。
 サンディエゴシチーは向こう正面の早い段階で先頭に立ってしまい他の馬にマークされる嫌な展開に。この騎乗はどうだったのか。まあ久々でしたし、左回りも初めてだったのですが。