キーンランドC 新潟記念・結果

 キーンランドはワンカラットが勝ったことでサマースプリントの行方はなんとなく見えてきましたが、サマー2000の方は渾沌としていますね。
 両方あわせて10頭の牝馬が出たのが夏重賞らしくて良い。
   1 (2)ワンカラット
   2 (6)ジェイケイセラヴィ
   3 (8)ベストロケーション
   4 (1)ビービーガルダン
   5 (4)モルトグランデ
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.08.4(以下、1/2・1/2・1 1/4・アタマ) ハロンタイム:12.0 - 10.6 - 11.1 - 11.4 - 11.6 - 11.7 上がり3F:34.7
 強いメンツはいたのですが、条件が悪くてこれは一筋縄にはいかないだろうと思っていたら、案の定ヒモ荒れしましたね。それにしてもワンカラットは強かったですけど。重賞連勝おめでとう〜。夏ですから牝馬は走るとはいえ、スプリント路線で開眼しました。2着ジェイケイセラヴィも近走グングン力を付けていて、今回は洋芝対応が鍵でしたが見事、合格点。ベストロケーションもスムースな競馬ができました。脚質に幅があるのが魅力ですね。
 ビービーガルダンは叩き2戦目で斤量58キロだったので期待は大きかったでしょうけど、内容的には完敗。スタートで少し出遅れて、そこから全然エンジンが掛からなかった。ローレルゲレイロも休み明けで59キロ、目標はもっと先、となればこの結果(8着)は仕方ない。
 新潟はゴール前がグチャグチャで誰が何着なのやらさっぱりわからなかったですねw それにしてもこの広い競馬場で外に出せなくて脚を余す某騎手って・・・
   1 (5)ナリタクリスタル
   2 (10)トウショウシロッコ
   3 (4)サンライズベガ
   4 (2)メイショウベルーガ
   5 (3)スリーオリオン
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.58.4(以下、クビ・アタマ・クビ・クビ) ハロンタイム:12.9 - 11.4 - 11.9 - 12.0 - 12.4 - 12.1 - 11.4 - 11.1 - 11.0 - 12.2 上がり3F:34.3
 猛暑だから仕方ないとは思うのですが、前半はやる気を感じさせないスローペース。これだと前々にいて良い脚を長く使える馬が上位に来るのは当然で、勝ったナリタクリスタルと3着サンライズベガは絶好の位置にいました。ナリタクリスタルも最近は切れ味があるという印象ではなかったので、こういう長い直線で粘れるというのは良いですね。おめでとう〜。
 最後猛然と突っ込んできたトウショウシロッコはまたもや僅差で重賞タイトルを逃す。7歳ですからもう時間はあまり残っていない。