毎日王冠 京都大賞典・結果
毎日王冠は3歳馬が88年のオグリキャップ以来の(!)勝利ということですが、これは単に現在の4・5歳古馬世代の層の薄さを反映しているだけではないでしょうか・・・。別に勝ったアリゼオを貶めているわけではなく、控える競馬ができたのは収穫ですし、この先にしっかり繋がる一戦でしたね。おめでとう〜。ダービーは逃げてよく粘ったのですが、やはり共同通信杯やスプリングS、そして今回の毎日王冠のレースを見ても、これくらいの距離が丁度良いのでしょう。
1 (6)アリゼオ
2 (8)エイシンアポロン
3 (9)ネヴァブション
4 (3)スマイルジャック
5 (1)ペルーサ
天候:晴 芝:稍重
優勝タイム:1.46.4(以下、ハナ・1 1/2・1 1/4・1/2) ハロンタイム:12.9 - 11.2 - 11.4 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 11.1 - 12.1 - 12.3 上がり3F:35.5
3歳馬ワンツーという快挙のもう一頭の立役者エイシンアポロンも惜しかった。こちらもアリゼオと同様に春はステップレースで活躍しつつも本番で敗れ去ったわけですが、確実に成長していますね。休み明けとしては十分過ぎる成績です。
ペルーサは難しい馬ですねぇ・・・稍重発表とはいえ、朝方東京で強く降り続いた雨の影響は大きかったのかも。スタートも悪かったですし、滑る馬場で最後方から追い込むのは辛いのでしょう。ただ、大きなところを狙えるような覇気を感じないのがより深刻な問題ですが。覇気を感じないといえばショウワモダン(9着)もちょっと・・・。
京都は目下絶好調のメイショウベルーガが牡馬を一蹴。直線に入ってからの力強さは際立っていました。おめでとう〜
1 (2)メイショウベルーガ
2 (1)オウケンブルースリ
3 (4)プロヴィナージュ
4 (5)ベストメンバー
5 (9)ゴールデンメイン
天候:晴 芝:良
優勝タイム:2.25.0(以下、1/2・3・2 1/2・クビ) ハロンタイム:12.6 - 10.5 - 11.0 - 11.6 - 12.0 - 12.0 - 12.7 - 13.2 - 12.6 - 11.9 - 12.9 - 12.0 上がり3F:36.8
ドリームフライトが前半をハイペースで飛ばしますが、誰もそれにつられず、実質的にレースを主導したのは上位に来た馬たち。そのなかにあってオウケンブルースリはあの位置からよく追い込んできましたね。これは伸びを欠くんじゃないかと思って見ていたらジワジワと先頭に迫ってきて最終的には勝ったメイショウベルーガと一騎打ち。僅かに交わせませんでしたが、さすが実力馬。10ヵ月ぶりのレースでも無様な姿を晒さなかったのはすごい。
フォゲッタブル(6着)はもともと鉄砲が苦手なので、こんなものでしょう。