本棚メモ

　小西甚一『基本古語辞典』が装いを新たにして再刊されるとのこと。

この辞典は、わたくし自身が書いたものであり、解釈も、用例も、他の辞典から借用したのは、ひとつも無い。

（「はじめに」）という力作。
　二本松泰子氏『中世鷹書の文化伝承』が注目されます。鷹書は群書類従や続群書類従に数多く収録されているのですが、門外漢にはよくわからない分野でした。鷹書研究会（鷹書研究会）、ひそかにフォローしています。鷹かわいいですよね。
　あと、下のリストには入れませんでしたが、ラマチャンドラン『脳のなかの幽霊』（角川文庫）は私が太鼓判を押すイチオシ本でして、お読みになったことのない方は是非一読を。

基本古語辞典 新装版

白居易恋情文学論

在外日本重要絵巻集成

梶山雄一著作集〈第8巻〉業報と輪廻/仏教と現代との接点

曼荼羅の世界

舎利荘厳美術の研究

中右記（別巻） (大日本古記録)

中世鷹書の文化伝承

なぜ和歌(うた)を詠むのか―菅江真澄の旅と地誌

祭壇画の解体学―サッセッタからティントレットへ (イメージの探検学)

この字なんの字不思議な漢字

絵巻の文字がすべて読める篠山本鼠草字

　それにしてももう三月尽（太陽暦ですが）とは・・・orz