東京国立博物館ミュージアムショップで売られている和綴じノート

 今まで全然気づかなかったのですが、先日トーハクで良いお土産を見つけまして。
 和綴じノートです。全七種(http://www12.ocn.ne.jp/~tnm-shop/goods/bu_2.html)。製作は彫美堂五井さん→ http://www.chobidogoi.co.jp/seisaku/soutei_1.html

 授業で線装本を紹介する時にも便利だろうと思ったので買い揃えました。でも、こうやって並べてみると色の系統に偏りが・・・orz 赤い表紙のものを一冊買っておけばよかったな!

 「ほら、これが胡蝶装だよ」とやれば百聞も一見にしかず。
 あと、何が良いかというと、製作手順を図解した説明書が同封されているのです(書誌学の授業を真面目に受講したことがないので、修理はしたことありますが、一から作ったことがない・・・)。

 ひょっとしたら知的財産権(?)の侵害になるかもしれないので、写真では少々配慮しました。
 「どれでもいいから一種類作ってこい」という課題を出すのもいいですし、夏休みの自由研究にもなりますね(←こればっかりw)

 それから、ノートによって和紙の種類が異なっていました。列帖装と胡蝶装は袋綴ではないので厚手の紙、右の康熙綴の紙は光沢があって滑らかな鳥の子紙(写真でうまく伝わるかどうか)。紙のことも無知なので、宝の持ち腐れとなっている『必携 古典籍古文書料紙事典』(八木書店)をぱらぱら見ていますよ。

必携 古典籍・古文書料紙事典

必携 古典籍・古文書料紙事典