「奥付の誤植」の補足

 與座は実ハ、アタマイイΣ(゜∀゜;) - 古本おもしろがりずむ:一名・書物蔵
 版(刷)は刷り部数に変換できるかできないか? - 古本おもしろがりずむ:一名・書物蔵
 id:shomotsubugyoさんがとりあげてくださったので、奥付の誤植――「第六十三版」 - Cask Strengthに対して一言だけ補足(蛇足)です。
 主旨から外れるので前回の記事では一切触れませんでしたが、『日本考古学文献ガイド』では浜田青陵『考古学入門』の印刷部数についても明記、推測されています。

「8版」「10版」がともに3,000部発行とあることより、3,000部平均の増刷であったのであろう。

(159頁)
 もちろん、発行ごとに大きく増減した可能性は十分に考えられますけれど、本書についていえば100部とか200部という数ではないようです。以上、蛇足でした。
 前回の記事を御覧いただければおわかりになると思いますが、すごく売れたらしい!すごい!などということを言おうとしたのではありません。id:shomotsubugyoさんのように有益な指摘をするでもなく、明後日の方角から何やらつぶやいていた人を見かけましたが・・・。