初めての普通列車グリーン車(快適!)

 今日は公務でちょっとした遠出でした。目的地は電車で1時間45分ほどの距離・・・。この路線は昨年まで週に一回通勤に利用していたので、ここのラッシュアワーの過酷さは身に染みていました。仕事をする前から疲れ切ってしまわないかと心配していたのですが、昨夜寝る前にピカーンと閃きまして。
 「そや!グリーン車を使おう!」
 我々庶民が一般車両にすし詰めにされるなか、あの2階建てグリーン車で優雅に通勤する姿はちょっとした憧れでした。もちろん、今回はその分の交通費は支給されませんが、なにごとも経験することが重要ですからね!
 グリーン車チケットはホーム上で買えることは知っていたので、さっそく券売機に。すると、「Suicaを入れろ」とか「指定席ではないので、満席の場合はデッキに立ってくれ」とか・・・えーと、グリーン車なのに指定席ではない、とな・・?
 ともあれ、仕組みとしては、行き先を指定するとその情報がSuicaに記録されるとのこと(後述)。
 やや不安を覚えながらもグリーン車に乗り込んでみると、うげええ、本当に満席でデッキに乗客が立っておる(もちろん、すし詰めではないのですが)!これは泣ける、と天を仰いだところ、次の駅で降りた人が多かったので無事に座席を確保。でも、それが解決したのはいいとして、そもそも検札はどのようにするのか。
 そこで改めて見回してみると、テーブルに何やら注意書きが。

「座席上部の[Suicaマーク]にタッチしてください」・・・この「座席上部」という言い回しが少々クセモノで、注意力散漫な私は前の座席や自分の座席の頭のところを見回したのですが、それらしきものは見当たらず。どうしようかと思って頭上を見上げたところ、

 「グリーン券情報の入ったSuicaをタッチしてください」あったw
 早速Suicaをタッチさせたところ、赤いランプが緑色になりました。なお、最初にグリーン車チケットを購入したときに指定した行き先の駅に到着するとランプが赤に戻る仕組みでした。また、座席を変更したときも頭上のSuicaマークにタッチすれば、元々いた座席のランプが赤になり、新しい座席のランプが青くなるので、座席の移動は自由。なかなか便利ですね。
 某巨大ターミナル駅を出るとグリーン車内も人がまばらになり、快適な出張となりました。やはり、進行方向に向かって体が正面を向くのが体への負担が軽く、横向きは疲れますよね。
 そして、前もって乗車方法を調べておけば、いろいろと焦ることはなかったなーと反省(参照:普通列車グリーン車:JR東日本)。それにしても、慣れていない乗客や日本語がわからない乗客は少し困ってしまうシステムかもしれませんね。乗務員は割と頻繁に往来していたので、問題があればいろいろと教えてくれたのでしょうけれども。