白州蒸留所 (2)


このときの無料・有料試飲で口にしたリカーのレポート・・・と行きたいところですが、ちょっと量が多くて・・・。ひとのものを味見させてもらったりもしてるんで、記憶がかなり混乱していますw
一番うまかったのは、

  • 白州樽出原酒30年 56%

です。香りも味も風格があり、フルボディ。オイリーで舌にまとわりつく感じが良かったですね。口の中にいつまでも糖分が残り、舌で歯を擦ると、ほのかに甘かった。

  • 響30年 43%

ブレンドの王様ですが、30年は初めて頂きました。いや、もう、本当に、なんと言っていいか・・・。正直言って、30年物になると大味になるのでは?とひそかに危惧を抱いていたのですが、素人の浅知恵でしたね。驚くほど繊細なテクスチャーですが、口に溜めていると次々に風味が変化し、いろいろな要素が濃密に凝縮されていることがわかります。香りのパンチ力が少し弱かったのが唯一残念な点です。しかし、これを2000円で飲めたのですから・・・幸せです。

  • 山崎18年 43%

友人のK氏が注文した「25年」は、重厚感みなぎる大人のモルトでしたが、こちらも劣らずうまかった。しかし、これを飲んだ後では「12年」には戻れないような気がして、ちょっとコワイw

  • 白州10年 40%

昼食をとったときにこれを注文したのですが、この蒸留所のもてなしの心(hospitality)を感じさせる、すばらしいモルトでした。口当たりは軽やかでフルーティーなのですが、後味に少しスモーキーさがあり、憎らしいほどバランスの取れたスコッチです(スコッチ?w)。ISC2003の銀賞を受賞したという「12年」も、もちろん美味しかったのですが、強く印象に残っているのはなぜかこっちです。すっきりした風味なので、これが家にあったら、グイグイ飲んでしまいそう。