エリザベス女王杯・予想
◎ カワカミプリンセス(8枠16番)
○ スイープトウショウ(4枠8番)
▲ ディアデラノビア(6枠11番)
△ アサヒライジング アドマイヤキッス サンレイジャスパー
過去10年のレース結果を眺めていて気づいたのですが、2年連続で連対する馬が目立ちますね〜。
- ダンスパートナー(96年1着、97年2着)
- メジロドーベル(98年1着、99年1着)
- フサイチエアデール(99年2着、00年2着)
- アドマイヤグルーヴ(03年1着、04年1着)
- オースミハルカ(04年2着、05年2着)
というわけで、去年の優勝馬スイープトウショウは頭と裏を買っておいたほうがいいですね。天皇賞(秋)では体重減に苦しみながらも、0.4秒差の5着。女王の底力と精神力を目の当たりにして感動しました。その反動がなければいいのですが・・・というわけで、当日の気配(体重)次第ですが、評価を一枚下げて○にしました。
本命は、無傷の3歳女王で。常々思うのですが、ディープインパクトをめぐる狂騒と比較して、例えば今年の二冠馬メイショウサムソンや、デビュー以来5連勝で牝馬二冠になったカワカミプリンセスに対するメディアの冷淡ぶりはどうしたことでしょうか。カワカミプリンセスの秋華賞のタイムは、1.58.2 ですよ?02年に3歳でエリザベス女王杯を勝った、あの良血ファインモーションとわずかに0.1秒差。96年のファビラスラフインとも0.1秒差で、ファビラスラフインはジャパンカップに臨んであの Singspiel とハナ差の激闘を演じたわけです。そういった歴史的名馬と互角の実力を持っているはずなのに・・・。
府中牝馬S組からはディアデラノビアを。展開に左右されてしまうのは仕方ないですが、はまればこれ以上怖い馬はいない。紅一点だった前々走のオールカマーではゴール前で壮絶な叩き合い・・・結局3着に入った勝負根性には頭が下がる。たしかにGⅠでは連対したことがないですが(3着2回)、オークスではシーザリオの0.1秒差、ヴィクトリアマイルではダンスインザムードの0.4秒差。戴冠のチャンスは十二分にある。
△馬にも優勝の目はもちろんありますよ。本当ならフサイチパンドラも買いたいですし。
とにかく、非常にレベルの高い戦いになるでしょう。必見です!華麗ながらも力強い乙女たちに声援を送ってあげてください〜。