もうドクター・中松でいいのではw

 さらに「ミサイルをUターンさせる発明で(外国の攻撃から)都を守る」と訴えたが、その方法については「簡単には答えられない」と述べた。

http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070320-172582.html

 名付けるとすれば「プロジェクト・ニムロッド」あるいは「プロジェクト・還矢」ですか。微妙に違うけど。
 金関丈夫『木馬と石牛』、

 アダムとイブの昔から、神様の禁断をやぶって罰をうけた人間は、無数にある。しかし神に反抗する最初の人間たる名誉を背負って、はじめて登場したのは、ニムロッドである。
(中略)
聖書の記載では、彼の反抗ぶりの具体的な話はわからないが、その地方の民間説話では、ニムロッドは神をめがけて天上に矢を射る。その矢は神の手で地上に投げ返されて、ニムロッドの胸板を貫く。

 『古事記』上巻(引用は石川淳『新釈古事記』)、

「この鳥は鳴く声いと不吉にきこえまする。いっそ射殺しなされては。」
 アメワカヒコ、すなわち天つ神よりさずけられたかの弓矢をもって、その雉を射殺した。矢はキギシの胸を射とおし、さかさまに射あげられて、天安河の河原にあったアマテラス大神ならびに高木神のもとにとどいた。この高木ノ神はタカミムスビの別名である。高木ノ神、その矢をとって見れば、矢の羽に血がついている。
「これはアメワカヒコにさずけた矢じゃ。」
 すなわち、それをもろもろの神だちに示していうには、
「もしアメワカヒコ、命にそむかず、荒ぶる神を射た矢がここに来たものならば、アメワカヒコにあたるな。もしきたなきこころあらば、アメワカヒコ、この矢の害を身に受けよ。」
 矢をとって、この射あげて来た穴から、下に突きかえせば、アメワカヒコが胡床に寝た胸さきにたかだかとあたって、その身は死んだ。これぞ、かえし矢おそるべしということばのもとである。

 我が国が極秘開発中の「ひらりマント」とは別物のようです。

 第三国に被害がない分、ドクター・中松の発明品のほうが使えますw