アドマイヤムーンがゴドルフィンの手中に

 17日、ドバイのシェイク・モハメド殿下率いるゴドルフィンが、今年のドバイデューティフリー(首G1)、宝塚記念(GI)を制したアドマイヤムーン(牡4、栗東松田博資厩舎)について、同馬を所有する近藤利一氏に約40億円でのトレードを申し入れたことが分かった。早ければ今月中にも合意に達して移籍する見通しで、海外で競走生活を送った後に種牡馬入りする予定。

 連中が去年購入したユートピアの約10倍の値がついたのか・・・これを「日本馬の海外進出」と捉えるか、「才能の国外流出」と捉えるかによって印象は微妙に異なるのでしょうけど、このスッキリしない感情は何だろうか。
 因縁めいたことを言いますが、札束積んでラムタラ号を輸入したときも、彼の地の人々は今の私と似たようなことを感じたのでしょうか。
 ちなみに、この記事も含めてよく見かけるのですが、「シェイク」(sheik)というのは尊称だから「殿下」は必要ないのでは。