フィリーズレビュー 中山牝馬S・結果

 東西で騎手の実力差がはっきりあらわれた感じがします。もともと下手だった武の最近のひどい騎乗は常軌を逸していますね。
   1 (6)ワンカラット
   2 (3)アイアムカミノマゴ
   3 (15)レディルージュ
   4 (1)ミクロコスモス
   5 (13)アイレンベルク
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.22.4(以下、1 1/4・1 1/2・3 1/2・1/2) ハロンタイム:12.3 - 10.5 - 11.5 - 12.0 - 12.2 - 12.0 - 11.9 上がり3F:36.1
 良馬場発表ですけど、後ろから来る馬は届かない馬場状態。それを十分に承知していて早めに動いた3頭が楽々優先出走権を獲得しました。賞金的に、絶対に上位3着内に入らなければいけない馬たちがしっかり結果を残したわけで、これは素直に褒めるべきです。特にワンカラットは鮮やかでしたね。重厚な欧州血統の結晶。そういえば、Falbrav号にとって産駒重賞初制覇では?父子ともにおめでと〜。
 ミクロコスモスの敗北は、関係者にとって衝撃でしょう。前走クイーンCは直線の不利があった(まあそれも駄乗ですが)という言い訳がたちましたが、今回は力を出し切った結果です。しかも、本番の阪神外1600よりもこっちの阪神1400のほうが勝ちやすかったでしょうに。
   1 (4)キストゥヘヴン
   2 (15)ピンクカメオ
   3 (11)ダンスオールナイト
   4 (1)ザレマ
   5 (14)マイネカンナ
天候:晴 芝:稍重
優勝タイム:1.49.1(以下、1・1 1/4・アタマ・クビ・アタマ) ハロンタイム:12.4 - 11.4 - 12.1 - 12.2 - 12.4 - 12.5 - 12.1 - 11.5 - 12.5 上がり3F:36.1
 引退レースとなったキストゥヘヴンダンスオールナイトが見事に1着、3着。おつかれさまでした!キストゥヘヴンを勝利に導いた横山の手腕が光ります。キストゥヘヴン、こういう渋った馬場は苦手なはずなのに・・・。おめでと〜。
 2着ピンクカメオも頑張りましたね。牝馬相手に54キロなんて背負ったことのない軽斤量だったので、それもよかったようです。