オーシャンS チューリップ賞・結果

 東の重賞では外国産馬が、そして西の重賞ではキングカメハメハ産駒が表彰台を独占するという珍事。雨が降ると春先は本当に荒れますね。
   1 (2)キンシャサノキセキ
   2 (7)エーシンエフダンズ
   3 (8)シンボリグラン
   4 (5)プレミアムボックス
   5 (16)ファイングレイン
天候:雨 芝:重
優勝タイム:1.09.8(以下、クビ・アタマ・1/2・クビ) ハロンタイム:11.9 - 10.4 - 11.1 - 11.4 - 12.1 - 12.9 上がり3F:36.4
 二週続けて重馬場競馬となった中山では、またもや欧州系の重厚なパワーを秘めた血を引く馬が好成績を収めました。キンシャサは順当勝ちのようにも見えますが、最近は1400を主戦場にしていてスピード一辺倒の勝負はどうなのといった感じでしたし、母系はやはり基本的に欧州系。良馬場でこそ、というイメージが強かったようですが、本来は晴雨兼用の馬ですね。おめでとう〜。
 エーシンエフダンズは格下扱いされていますが、一度重賞で3着降着のある馬ですから実はこのレベルだったら互角。この上に行ったら厳しいでしょうけど、これから先も要注意。シンボリグランは去年の段階ではもう終わった馬といった感じでしたが、今年に入ってまた復調してきました。ムラがあるけれども衰えたわけではない。
   1 (9)ショウリュウムーン
   2 (1)アパネネ
   3 (8)エーシンリターンズ
   4 (2)オウケンサクラ
   5 (6)ラフォルジュルネ
天候:曇 芝:重
優勝タイム:1.36.1(以下、3/4・アタマ・1 3/4・1/2) ハロンタイム:12.7 - 11.0 - 12.3 - 12.3 - 12.5 - 11.9 - 11.3 - 12.1 上がり3F:35.3
 兵庫所属の木村健に導かれて伏兵のショウリュウムーンが見事に優勝、桜花賞への切符を手にしました。おめでとう〜。この馬のプロフィールを見ると2007年6月7日生まれですから南半球とまでは行かないですけど遅生まれ。まだまだ伸びるかもしれませんね!現に使われつつ良くなっています。
 アパネネの2着は織り込み済みでしょうけど、優先出走権を逃したオウケンサクラ陣営はショックでしょうね。