語学教師にとっての秋の風物詩

 先週辺りから↓こういう荷物が届き始めて、秋を感じさせます。何だか分かりますか?

 来年度の外国語授業のための教科書の見本やカタログです・・・。そんなに多くは担当していないのに、御覧の通り大量に送られてくるのですよ(これでもまだ一部で、多分あと2、3社から来ます)。
 「審査用」「サンプル」と言っても、CDが付いていないとか教授用資料が付いていないというだけで、中身は来年購買部の本棚に並ぶものと全く同じなので、出版社にしてみれば全体として大変な出費だと思うのですが、教科書として採用されれば履修生の人数分の売上は確実に見込めるわけですから、売り込みは真剣です。
 私も頂いたものはちゃんと目を通していますよ。一学期もしくは一年間使う教材ですからね。TOEIC対策の本などは難易度をざっと確認する程度ですが、読み物系は結構面白かったりします。一昨年辺りに頂戴した『オバマ演説集』とか。
 シラバスを入稿する時点で教科書も指定しなければいけない大学がほとんどでして、学生の顔を見て(レベルを確かめて)から慎重に選びたいのが本音ですけどね。