Laphroaig 10years


改めて説明する必要はないでしょうか・・・。
"Love it or hate it"(愛するか、さもなくば憎むか)の宣伝文句は有名。
でも、ヨード臭ばかりが声高に喧伝されているけど、実際は、フルーティーな香りと味が顕著だと思いますけどね。どうでしょう、みなさん?(年々甘くなっているような気が)
好き嫌いは分かれるだろうけど、アイラモルトという芸術品のなかでも最高傑作、という位置づけについては異論はなし、ということで・・・。




ラフロイグには加水をした10年物(43%)があるのは周知の通り。ということは、当然、ある実験をしてみたくなりますよね。試してみた人もさぞ多いことでしょう(?)
正確に計量して cask strength の10年物に加水、43%まで度数を落として、いざ飲み比べ!・・・結構違います。43%まで落とした cask strength の方は「薄味」になってしまった印象。
しかし、“両方”に加水してアルコール30%にして比較してみると、アラ不思議。似たような仕上がりになっているというのは興味深かった。(一度お試しあれ)
これが何を示しているのかというと、whisky にとって「水」の影響力は想像以上に大きいということ。
加水に最適なのは、蒸留所が使用している水そのもの(「マザー・ウォーター」)だと言われます。試したことないから何ともいえないけど、それはそうかもしれません。