アーリントンC・予想
ダイワエルシエーロの半弟、ビッグプラネット(父ブライアンズタイム)、フサイチエアデール号の近親、ライトニングボールなど、血統的に興味深い馬が出ていますが、実績面では見劣りする馬が揃った今年のアーリントンC。良血で、なおかつ阪神のマイル戦では群を抜く成績を残す武の騎乗とはいえ、新馬戦あがりのビッグプラネットが一番人気になっているようでは・・・。
◎ インプレッション
○ マルカジーク
▲ エイシンヴァイデン
△ ロードマジェスティ サクセスドマーニ
阪神開幕日で内枠を引いたインプレッションが決める。前走の若駒S、ディープインパクトに負けてしまったのは仕方ないとして、多くの評論家が分析するように、2000は長過ぎた印象。調べてみると、母シェイクハンド号は、ニュージーランドトロフィーの前身ニュージーランド4歳Sにも勝っています(1995年)。阪神マイルなら、新馬戦1着(1.37.0)、500万下1着(1.35.6)と、勝つだけでなくて着実な上積みを示しているだけに安心感がある。脚質も有利。
この小粒メンバーなら、マルカジークにもチャンス大。ちょっと走り過ぎのような気もするけど、経験豊富と言い換えよう。
そして、エイシンヴァイデンも阪神は2戦2勝で、しかも唯一の3勝馬。一頭だけ57キロというのが気になりますので、頭にはできないけど。朝日杯のときは少し期待していました。
ロードマジェスティの場合、オッズが10倍を切るようなら魅力減ですが、最終的に人気がないようなら抑えておきましょう。ジュニアカップではなかなかの強さを見せましたが、ちょっと不思議な感じのする馬です。叔父にタバスコキャットがいます。
穴勝負は、サクセスドマーニで。このレース、かつては外国産馬が強くて、しかも馴染みの薄い血統の馬がよく走っていました。