ディープインパクトを見続けて(皐月賞までの道のり)

過去の日記の記述から振り返る。
2004年12月25日
新馬戦(12月19日)で非凡さを披露したディープインパクトが、連闘でラジオたんぱ杯に出走するかも、という噂が立ち、少し不安に思いました。結果的に回避したことで、安堵した様子が率直に書かれていますね。

ラジオたんぱ杯は去年コスモバルクが勝ったレース。バルク伝説はここから始まったわけで、馴染み深い。(中略)
ディープインパクトが回避したけど、正解でしょう。明るい未来がある馬なのですから、こんなところで疲弊させてはいけません。(ちょっとは期待しちゃったけどね)

2005年1月23日
ディープインパクト新馬戦に続き、若駒S(OP)を圧勝し、やや興奮気味。クラシック制覇を予言。

話はかわるけど、昨日の若駒ステークスを圧勝したディープインパクトhttp://d.hatena.ne.jp/consigliere/20041225#1103948756)にはため息が出るね・・・。この馬はクラシック獲りますよ。

2月13日
新馬戦でディープインパクトに子ども扱いされた素質馬コンゴウリキシオーが重賞きさらぎ賞に勝ったことで、インパクトの強さが実証される。それにともない、「今年のクラシック路線は、ディープインパクトで決まり。つまらない」という類の、心無い発言がファンや予想屋の間で飛び交う。それに対する反発。

本命はコンゴウリキシオー新馬戦も余裕勝ちしていたはず(3着馬に3馬身差)だったのですが、ディープインパクトがいたのが運の尽きでした。 (中略)
さて、コンゴウリキシオーがこの重要な出世レースを勝ったことで、ディープインパクトの評価がさらに上がるという現象が起こっていて、巷では「ああ、これでクラシックはおもしろくない」とか怨嗟の声もごく一部であがっています。
おかしいのではないか?それなら競馬を観るのをやめればいい。人気が集中して馬券的なうまみが消えるというのが残念だというなら、2着・3着を当てて今までの負け分を取り返せばいいだけです。ディープインパクトは、おそらくアグネスタキオン号以来のスター候補ですよ。その力がどこまで伸びるか、温かく見守ってあげたい。インパクトは、次走では、おそらくマイネルレコルトストーミーカフェとの前哨戦直接対決でしょう。楽しみだ〜。

3月6日
日本中が注目した弥生賞。結果はご承知の通り。展開の不利を跳ね返しての完勝。ディープインパクトが強さを見せ付けるたびに、評論家は必死になって、この馬のアラを探し出そうとするのですが(そして、それはだいたいにおいて、正当な指摘ではありますが)、その風潮に対する揶揄も。

国民的関心事になってきた今年の三冠ロード。皐月賞と同条件の前哨戦に、あの馬が上京してきた。(中略)
三強のなかで、現段階における実力を証明済みなのは、58キロ負わされながらも2馬身半差で共同通信杯を楽勝したストーミーカフェのみ。それに対して、カリスマ性は3歳馬のなかでナンバーワンのディープインパクトと、実績ナンバーワンのマイネルレコルト(5戦4勝・G1ウィナー)の直接対決ですからね〜。ストーミーカフェとの力関係はどうなのか、これは見逃せない。
インパクトがスターホースへの階段を着実に登る。あの追い切りを見ても、躍動感が一味違いますね(もちろん、時計も言うことなし)。前を行くレコルトを、ちゃちゃっとつかまえそうな予感。
(中略)
まさに「ディープインパクト」の名前の通りですね!
レコルトが向こう正面で行きたがっていたけど、あのスローペースでは仕方ない。インパクトは、四角で大外をするすると進出すると、最後は例の豪脚。スロー展開と距離のロス(しかも、中山の外を回った)があったせいで、前の3頭が踏ん張って前走・前々走のようなぶっちぎりの圧勝にはならなかったけど、内容的には文句なしの完勝でしょう・・・。おめでとう〜。
(中略)
ところで、解説の吉田均氏などが「馬群を突っ込むような競馬をまだ経験していないから、(フルゲートになるだろう)本番はどうだろう」とか「良馬場でないとだめ」とか、いろいろと必要以上に不安を口にしているのは、皐月賞に向けての予防線か?

3月12日
番外編。もし皐月賞に出ていたら、最高のライバル対決になっていたと思うのですが、共同通信杯勝者ストーミーカフェの骨折が判明。失望の色がありありです。

ニュースをチェックして愕然。あのストーミーカフェが骨折!手術をして復帰を目指すらしいけど、春のクラシックを棒に振ってしまいました・・・。スムースバリトンも骨折で戦線離脱したし、よくあることとは言え、ディープインパクトストーミーカフェを楽しみにしていた全国のファンの落胆が目に浮かぶようです・・・。

3月20日
番外編その2。皐月賞トライアル、スプリングSを観戦し、ディープインパクト皐月賞勝利をほぼ確信した瞬間。

  1 ダンスインザモア

  2 ウインクルセイド  ▲

  3 トップガンジョー

  4 ディーエスハリアー

  5 スキップジャック  △

(◎ペールギュント6着、○マキハタサーメット9着)ウインクルセイドに印をうったまでは良かったけど、ダンスインザモアか・・・!ペールギュントの足が止まったのとは対照的に、後ろからよく伸びましたね。おめでとう〜!でも、ディープインパクトを倒せそうなほどの“インパクト”はなかったかな。

4月16日
皐月賞の枠順が確定し、関係者やファンが希望した通り、外枠へ。照準は定まった。

明日の皐月賞の枠順が確定。ディープインパクトに関しては、ほかの人たちの言っている通りですが、揉まれない外枠で本当に良かったですね。

4月17日
皐月賞当日。神格化されたアグネスタキオン号などと肩を並べる存在に。単勝支持率が、なんと63%(!!)だったと後に公表される。タキオンのときは59.4%、ナリタブライアンは49.9%。ダービーでは70%超えもありえますね。

ダービーで、単勝1.0倍もあるか?w