Glenmorangie Burgundy Wood Finish (43%)

ビールの後はモルトでしょ?
すっかり流行に乗り遅れた感がありますが、ようやく、グレンモーレンジのバーガンディ(ブルゴーニュ)樽フィニッシュを味見する機会に恵まれました。
この「ウッド・フィニッシュ」シリーズは、とりあえず全部極めたいところですが、限定版になると、日本ではなかなか入手できませんね・・・。
今まで飲んだものを格付けすれば、

  1. Madeira Wood Finish
  2. Fino Sherry Finish
  3. Port Wood Finish
  4. Sherry Wood Finish

まず、Port と Sherry の間に(比較的大きな)線引きがあり、Fino Sherry と Port の間に(小さな)線引きがある、といった感じ。シェリーは普通に飲めますが、それ以上でもそれ以下でもないです。至って平凡。つまり、そのために金を出すなら、マッカラングレンファークラスを飲んだほうが良い。それに比べれば、フィノのほうが、上品でおいしいと思いました(単に、希少価値に由来する、気持ちの問題かもしれませんが)。それと同様に、マデイラとポートも似たような風味なのですが、マデイラのほうが舌に絡まるオイリーさがあって、ドライさとシナモンのような甘みが絶妙なバランスで、おいしかったです。
今回のバーガンディを、このリストのどこに位置づけるかがまた微妙ですが(これまたマデイラやポートと似ている)、一応先頭グループのなかに入れたいと思います。フルーティーな口当たりながらも、重厚な甘みを持つ一品でした。