函館記念・結果 付 日曜の2歳戦
終わってみれば、1・2・3番人気が1・2・3着という、ありえない結果に。こういうこともあるんですね。
1 (1)エリモハリアー ◎
2 (2)エアシェイディ
3 (3)マヤノライジン
4 (8)アスクジュビリー
5 (10)シェイクマイハート ▲
天候:曇 芝:稍重
優勝タイム:2.05.1(以下、1・3/4・クビ・2) ハロンタイム:12.6 - 11.3 - 11.6 - 12.4 - 12.6 - 12.8 - 12.4 - 13.0 - 13.0 - 13.4 上がり3F:39.4
(○(6)タガノデンジャラス、9着)パワーを要する馬場だと戦前から噂されていた通り、2分5秒と時計はかかりましたが、なかなかの好レースだったと思います。エリモハリアーは、あとちょっとタイミングが遅かったら(ひやっとしましたね)巴賞のときのように前が壁になるところでしたが、アンカツには二度の失敗は許されなかったw 連覇達成おめでとう〜。まあ、今回は、はっきり言って、エリモハリアーに不利な材料を探すほうが大変でした。
AJCC2着の実績があり、2000メートルが得意なエアシェイディの2着も順当。上がり馬マヤノライジンの3着は上出来でしょう。まだまだ実力を伸ばしそうな雰囲気ですし、秋以降も楽しみです。気づかなかったのですが、血統表を検討してみたら、あのニシノフラワー号のいとこでした。ニシノフラワーの息子ニシノデューより順位が上に来て、良かったですね。
- 函館未勝利
1 (2)スマートカスタム
メイクユーハッピーに続くマンハッタンカフェ産駒の勝ちあがり。思った以上に産駒の仕上がりが早いですね。
- 函館新馬
1 (3)ローブデコルテ(Cozzene×Color of Gold 母父 Seeking the Gold)
2 (2)フィールドウイナー
5 (1)ローズオットー(ダンスインザダーク×エリザベスローブ 母父ノーザンテースト)
御承知の通り、Cozzene 号にはすでに Alphabet Soup、Mizzen Mast、スターオブコジーン、アドマイヤコジーンなどの後継種牡馬がいるわけですが、御年20を越えてもまだまだおじいちゃんは元気なようですw ちなみに、ローブデコルテはスティルインラブ号のいとこ。良血馬ローズオットーは、残念ながら5着敗退・・・。
- 新潟未勝利
1 (10)マイネルレーニア(グラスワンダー×チェリーラブ 母父サクラユタカオー)
新馬戦では優勝馬(シルバーストーン)に1.7秒離されての10着でしたが、ここでは4馬身つけての圧勝・・・一変しましたね!こんな劇的な変わり身は滅多に見ません。
- 新潟新馬
1 (5)マイネルハーバード(ニューイングランド×ダイナレアリティー 母父ノーザンテースト)
2 (1)タカラパーク(Ecton Park×Groovy Broad 母父 Broad Brush)
ニューイングランド産駒が見事な差し切り。ニューイングランド号は、デビュー戦後の不幸な怪我による長期離脱もあって、現役時は重賞すら獲っていませんが、良血馬なので、こどもたちに期待がかかります。
- 小倉未勝利
1 (5)トップコメット(クロコルージュ×ジョイラックノート 母父サクラバクシンオー)
キングカメハメハ号とは縁戚の関係にあたります。スピードも悪くない。
- 小倉新馬
1 (1)エーシンマリポーサ(Pulpit×エイシンマリアンナ 母父 Gone West)
2 (4)ケイアイマイスキー
アルヴィス(Mr. Greeley×Extraterrestral 母父 Storm Bird)の出走取り消しは本当に惜しいですなぁ・・・。小倉の競馬ファンもがっかりしたでしょう。別に優勝馬の価値を落とすものではないですけどね。快勝でした。それにしてもマリポーサって・・・キン肉マン関係者?w
それから注目のブラックタイド号ですが、無事にレースを終えました。7着です。それでも、このメンバーで最速の上がり時計(36.9)を叩き出したんですね!何はともあれ、お疲れさまでした。秋には再び芝の重賞戦線に復帰してもらいたいです。さすがに兄弟対決は、もう実現しないでしょうけど。