JBCスプリント JBCクラシック・予想

当然ながら、中央馬が中心となります。ただ、スプリント・クラシックともに、絶対的な軸となる馬が不在なので、難解です。

JBCスプリント 名古屋競馬場・ダート1400メートル 3歳上・GⅠ 15:30発走

  ◎ ブルーコンコルド(6枠8番)
  ○ ニホンピロサート(5枠5番)
  ▲ メイショウボーラー(4枠4番)
  △ アグネスジェダイ ヨシノイチバンボシ マンボツイスト
休み明け初戦となった前走シリウスSを完勝、それを含めて現在3連勝中と絶好調のブルーコンコルドを本命に。右回りコースも大得意(4勝、2着2回)だし、穴が見当たらない。
ニホンピロサート東京盃アグネスジェダイに敗れていますが、斤量2キロ不利、しかもスタートが悪く、それに加えて下手な騎乗だったのに、0.2秒差の2着は立派。今回は1キロ差、鞍上はアンカツということで、立場逆転か。
メイショウボーラーの不安は、ただ一点、体調です。今年の1〜2月並みのコンディションに戻っていたら、ぶっつけ本番ですけど、優勝の最有力候補。体調が回復していなければ、逃げ切れずに失速、というシナリオでしょう。
もし、JRA馬に一矢を報いる地方馬がいるとすれば、愛知地元の大スター、ヨシノイチバンボシと、岩手所属の外国産馬マンボツイストでしょうか。ヨシノイチバンボシ名古屋競馬場で10戦8勝(2着1回)、コンビを組むのは、名古屋を熟知している吉田稔ということで、要注意ですね。地の利を活かしての2着確保は十分にありえます。母父シェイディハイツといえば、ヒシミラクル号と同じ。
JBCクラシック 名古屋競馬場・ダート1900メートル 3歳上・GⅠ 16:15発走

  ◎ サカラート(6枠7番)
  ○ タイムパラドックス(4枠4番)
  ▲ ナイキアディライト(8枠11番)
  △ クインオブクイン ユートピア シーキングザダイヤ
地方を転戦して重賞3連勝を飾って乗り込んできたサカラートから。前々走でも三走前でもタイムパラドックスに先着しており、メンバー的にも実力上位と見るのが相応。
そのタイムパラドックスは、今年の川崎記念帝王賞とダートGⅠ2勝を挙げて、絶好調の実績馬。ここなら勝ち負け。
ナイキアディライトは評価的には一枚落ちだけど、今年はずっと払戻し対象になり続けており、堅実な走りが期待できる。3着ならどうか。
穴を狙うなら、クインオブクイン天皇賞(秋)ヘヴンリーロマンスを見てもわかる通り、この季節、上り調子の牝馬は、手が付けられないほどの切れる脚を見せる。53キロという軽斤量を活かして捲くってくれば、おもしろいシーンが見られるかも。