我が家周辺はスコットランド移民の集落

「くつわ」「馬」と聞いて思わず反応。
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060111i516.htm

古墳時代に馬の飼育地があったとされる大阪府四條畷市の蔀屋(しとみや)北遺跡で、5世紀中ごろの鉄製馬具、轡(くつわ)が出土し、11日、府教委が発表した。
馬にくわえさせるハミ(長さ8センチ)と、そのずれを防ぐくさび形の鹿角製器具(同12センチ)、手綱を結びつける棒状の金具(同8・4センチ)など計7点で、保存状態が極めて良く、当時の轡の構造が初めて判明した。
朝鮮半島百済で製作されたとみられ、府教委は「馬の飼育は、百済からの渡来人が日本にもたらしたことを裏付ける貴重な成果」と評価している。

5世紀中頃であれば、百済倭国の属国みたいなものですから、「又、百済国に科せ賜ひしく、『もし賢き人あらば、たてまつれ』」(『古事記』中巻、応神天皇)ではないですけど、百済から馬産の専門家が来ていても、一向におかしくないのですが、こういう記事を目にするたびにいつも不思議に思うことがあるので、考古学専門の方にお伺いしたいのです。
モノの移動が、どうして、ヒトの移動をも想定させることになるのでしょうか。
igitur さんか誰かとの雑談で話題になったことなんですけど、例えば、私が不慮の死を遂げ、我が家が廃屋になり、数百年後の考古学者がこの周辺を発掘したら、間違いなく彼らはここ一帯に大量の(スコッチ)ウィスキーボトルを発見することになり、この周辺はスコットランド渡来人の集落だったという結論になってしまうと思うのですが・・・。
考古学についての基礎知識を一切持っていない人間からの愚問です。