小倉記念・結果――松永師おめでとう!

 松永幹夫にとって記念すべき勝利になりましたね!何しろ、自分が騎手時代に乗って初勝利に導いた馬を、今度は調教師として管理するようになって重賞を制覇したのですから・・・!本当におめでとう〜。
 それにしても、スピードと底力の双方が試された良いレースでした。
   1 (16)ダンスアジョイ
   2 (1)ホッコーパドゥシャ
   3 (9)クラウンプリンセス
   4 (10)エーティーボス
   5 (17)エリモハリアー
天候:晴 馬場:良
優勝タイム:1.58.3(以下、ハナ・クビ・ハナ・クビ) ハロンタイム:12.2 - 10.9 - 11.6 - 12.4 - 12.1 - 11.6 - 11.7 - 11.6 - 11.8 - 12.4 上がり3F:35.8
 差して届かないレースばかりだったダンスアジョイ。小倉という小回りで右回りのコースはちょっと、という大方の予想を裏切る角田の好騎乗が光りました。切れ味が身上の馬ですから、内側の荒れた馬場を突くのは勇気を必要としたと思うのですが、結果的にはこれが好判断で、人馬ともによく頑張りましたね。
 1番人気のホッコーパドゥシャは最後の直線で外側をダイシンプランにおさえられてしまったために行き場を失って脚を余すという武の駄騎乗であまりにももったいない敗戦。得意の時計勝負に持ち込むことができたというのに。
 それはそうと、12着まで0.3秒差という稀に見る激戦で、JRAハンディキャッパーの面目躍如でした。