次に狙う馬――アドマイヤアトム

 日曜新潟9レース(燕特別)を固唾をのんで見守っていた人も多かったのではないでしょうか。2年2ヵ月という長期休養からの復帰2戦目だったアドマイヤアトムが後方一気の怒涛の追い込みをかけ、ゴール前でファビラスボーイをハナ差おさえて優勝。素質上位馬の見事な復活劇でした。気性の悪さ丸出しだったのですが・・・w 当然、次も狙えます。
 熱心な競馬ファンなら覚えているかもしれませんが、重賞級の才能の持ち主と言われていたアドマイヤタイトル号の全弟です。そのアドマイヤタイトルも1年以上の戦線離脱を2回も余儀なくされ、決して順調な競走馬人生ではありませんでしたが、休養明けはそれぞれ特別競走1着、札幌記念4着としぶとく結果を残しています。兄の持っていた気骨や粘り強さを弟のなかにも感じることができますね。
 父アドマイヤベガ、母アドマイヤモンロー(その父Caerleon)。アドマイヤベガ産駒は今年に入って重賞4勝となかなか好調。この波に乗りたい。ちなみに、いとこにはストロングブラッド号(かしわ記念)、近親(母のいとこ)には故Shadeed号(英2000ギニー)の名も。