火の起原の神話
「積読解消プロジェクト」。年末に読み始めて、年始の最初の読書がこれ。
- 作者: J.G.フレイザー,James George Frazer,青江舜二郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/12/09
- メディア: 文庫
- クリック: 10回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
「彼が最初に火を持っていった場所の一つは、ヴァンクーバー島の北端で・・・」
個人的に懐かしく思ったのは第13章「北アメリカ」でして、カナダの先住民に伝わる、烏(ワタリガラス)が日光を盗む神話が紹介されているのですが、
昨年4月のカナダ・アメリカ巡業の際に購入した、"The Raven Steals the Light" に収録されているハイダ族(Haida)の説話で読みました!本書は序文クロード・レヴィ=ストロース。ビル・リード氏のイラストも大変素晴らしいです。
ハイダの物語については、『火の起原の神話』289〜291頁を参照。