談藪

 amazon にも登録されていませんが、何旭氏に『『談藪』研究』(不二出版 2010年2月 ISBN:9784835052687 )があります。「第五部 訳注篇」(313〜541頁)によって、とにかく『談藪』逸文が集成されて、邦訳で読めるようになったのは大変有意義でした。
 ところで、昨日紹介した黄大宏氏の『八代談藪校箋』(中華書局 2010年4月 ISBN:9787101073638 )もほぼ同時の出版で、彼此で『談藪』に関する専著が続けて出されたのは大変良いことだと思いますが、なにか両氏で交流があったのかどうか門外漢なので気になるところではあります。