西こそ秋のはじめなりけれ

 秋になるといつも狙っている写真の構図があるのですが、とても撮影に成功できそうもなく、なかば諦めています。

  貞観の御時、綾綺殿の前に梅の木ありけり。西の方にさせりける枝のももぢはじめたりけるを、上にさぶらふをのこどものよみけるついでによめる   藤原勝臣


同じ枝をわきて木の葉のうつろふは 西こそ秋のはじめなりけれ

(『古今和歌集』秋下)
 しかし、今年はうまい具合に枝の一方から紅葉するケースがあったのです・・が!

 ドウダンツツジ君。残念ながら、「東」側が紅葉しておる^^;

 同じくブルーベリー君も。キレイに赤く染まりましたけど。
 そういえば、昨年は山梨県猿橋紅葉狩りに行きまして、その時に撮った一枚が緑葉と紅葉のコントラストが美しく、お気に入りです。

 今年は忙しくて、どこにも行けないかもなぁ。