エイプリルフール記事ではないのに、〈それらしき〉記事

今年も欧米系新聞は何かやらかしてくれそうな予感ですが、「これはエイプリルフールネタでしょ?」としか思えない、( ゜д゜)ポカーン、な記事を特集。(もし「本物」のネタが含まれていたらご指摘ください)
まず、1日付けの報道ではありませんが、腸捻転起こしそうなほど笑えたので。

中国外務省の劉建超副報道局長は29日の定例記者会見で、日本の防衛庁防衛研究所が2005年版「東アジア戦略概観」で中国の軍備増強に懸念を示したことについて「中国はどの国も侵略したことはないし、日本の軍事費は中国の1.62倍に上る」と述べた。

51年チベット、62年カシミール、69年ダマスキー島、79年ベトナム・・・まだ他にもありますけど、これくらいでもういいでしょう。
北京政府に歴史認識云々される筋合いは無し、ということで決着ですね。

アゼルバイジャンのカルロス・アルベルト監督が、イングランド代表FWオーウェンを批判した。「マイケル・オーウェンって誰だ? ただのチビじゃないか。ポーランドが8点取ったなら、自分は5点入れられると言ったようだけど、どうなんだ。レアルでプレーしているけど、いつもベンチじゃないか。面と向かって、礼儀というものを教えてやりたい。ベッカムの靴磨きでもしてればいいだろう」。

弱小チームの監督をするのも大変な気苦労だとは思いますが、これはちょっと・・・。
(以上、10時現在)

ソフトウエア開発会社「バートン」(川崎市川崎区、木村秀尉社長)と慶応大学理工学部は、スクリーンや霧など反射物がない空間に自由に絵や文字を映し出す装置を開発した。

すごいような気がしますが、これはネタなのかどうか判断がつきません(画像つき)。

開幕白星後、4連敗にあえぐ楽天。チーム打率は1割6分、防御率10・32と泥沼の成績。開幕5試合目にしてシーズン100敗が言われるほどだ。あまりの弱さに関係者も真っ青。フロントが「選手ください!!」と他球団に泣きをいれたのだ。あまりのていたらくに巨人・清武代表も「あまり弱いと困る」と前向きな反応。日本一の金満チームから、温情トレードが実現するかもしれない。

いろいろな意味で笑うに笑えないといいますか。
(以上、16時現在)

朝日新聞社は1日、ライブドアのインターネットのポータル(玄関口)サイトへのニュース配信を3月末で打ち切ったことを明らかにした。(中略)今回の配信打ち切りについて、ライブドアは「契約が切れたためで、特にそれ以上のコメントはない」(広報部)としている。

この時期に内ゲバですか。これも想定の範囲内。(ちなみに前フリはコチラ→http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1051362/detail
(以上、20時現在)

イラク戦争の開戦に当たり、米政府がフセイン政権の脅威の具体例として挙げた「移動式生物兵器製造装置」の情報源が、イラク政府の研究機関をクビになったアルコール中毒症のイラク人男性だったことが31日、判明した。
米情報機関の能力について調べていた調査委員会報告で明らかにされたもので、米政府は全く根拠のないねつ造話に完全に踊らされた形だ。(中略)
現場に居合わせたと主張していた1998年の事故の際には、すでに解雇され、海外にいたことまで確認され、すべてが「ニセ情報」と結論付けられた。本人の動機は、“有力情報”を提供することで、亡命者として米国での永住権を得ることだったと見られている。

( ゜д゜)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゜д゜)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;´Д`)??
(以上、21:15現在)

「李会昌(イ・フェチャン)前ハンナラ党総裁が政界復帰し、ヨルリン・ウリ党の丁世均(チョン・セギュン)院内代表がハンナラ党に入党する」「日本の小泉首相対馬の韓国編入を発表した」「独島騒動に腹を立てたビル・ゲイツが日本人職員を解雇した」・・・
これらは全て本当の話ではなく、1日のエイプリルフールに出まわったジョークだ。(中略)
インターネット・ショッピングモールの「ワサダ・ドットコム(waassada.com)」はサイトに『偽独島』というコーナーを設置、「小泉総理が対馬の韓国編入を発表した」などのフィクション記事を載せた。ゲームウェッブジンの「ゲームタイム」も「独島が日本の領土だという主張に共感した日本人職員らが、韓国のMSNサーバーに手を加えて強制的に日本のMSNサイトに繋がるように設定し、この事実を把握したビル・ゲイツ会長が『韓国領土である独島を自国領土だと主張する行為に非常に失望した。日本人は信じられない』と解雇を直接指示した」というデマ記事を出した。
エイプリルフールの騒ぎは今に始まったことではない。2003年の4月1日にはマイクロソフトビル・ゲイツ会長暗殺説によって国内株価が一時的に暴落したこともあったし、去年は独身の俳優、・東根(ヤン・ドングン)が、ある映画サイトのエイプリルフール・イベントに掲載された結婚報道で迷惑をこうむった。

韓国メディア(日本版)は、いつも電波な記事配信で我々を楽しませてくれますが、今回も、エイプリルフールの騒動を紹介する真面目な記事それ自体がエイプリルフール記事に見えるという、稀有な例ですw
そもそもジョークのセンスが悪過ぎ・・・。

東西冷戦の象徴だった「ベルリンの壁」が崩壊して15年以上が過ぎた現在、「壁」の復活を希望する人が旧東西ドイツの両方で、少なからずいることが最近の世論調査で明らかになった。特に、旧西ドイツ側住民のうち、24%が壁の復活を望んでいるという。

この後にブラックユーモアの利いた理由が述べられていれば、秀逸なエイプリルフール記事になる可能性もあったのですが・・・。東アジアのことも考えますと、暗澹たる気分になります。
(以上、23:30現在)