Grand National

英国競馬といえば、ダービー(@エプソム競馬場)やキングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークス(@ロイヤルアスコット競馬場)といったレースを思い浮かべる人も多いでしょうが、このグランド・ナショナル(@エイントリー競馬場)も、160年の伝統を持つ世界最高峰の障害競走。春の風物詩ですね。
本国イギリスでは、チャールズ皇太子の再婚話より、こちらのほうが関心を集めていたはず。
最近は、動物愛護団体から(不当に)槍玉に挙げられていますが、彼らの言い分もわからなくはない。7200メートル、計30回もの障害柵。しかも、その障害が半端じゃない。こればかりは口で説明しても仕方ないので、実際に映像で見てもらうしかないのですが・・・。一応、BBCのサイトで動画を見られます(かなり画質が悪いので、ほとんど意味なし。NHKが地上波で放映することになっているらしいのですが)→ BBC SPORT | Other Sport... | Horse Racing | Hedgehunter wins Grand National 人馬ともに必死の形相。なにしろ、毎回、出走馬のうち完走できるのは半分くらいなのですから。
  1 Hedgehunter
  2 Royal Auclair
  3 Simply Gifted
  4 It Takes Time
  5 Forest Gunner
Hedgehunter 騎乗の Ruby Walsh 騎手は、2000年の Papillon 号に続く2勝目。おめでとう〜。
2着には、このレースお約束の、“Royal”の名前を冠した馬が入着しましたね。(詳細はコチラ→ BBC SPORT | Fun and Games | Grand National's crowning glory
5着の Forest Gunner に乗っていた Carrie Ford 騎手は女性でして、女性騎手として、グランド・ナショナル史上3人目の完走を果たしたとのこと。しかも、その3人のなかでは最高順位(タイ)ですね。
エイントリー競馬場の公式サイトは、コチラ→ http://www.aintree.co.uk/