福島記念 東京スポーツ杯2歳S マイルCS・結果

 いよいよ仕事の自転車操業が大変になってきましたが、競馬の結果は書かねばw
 盟友A氏とも話をしたのですが、有力馬に乗っているのは外国人騎手ばかりで、一体どこの国の競馬場なんだ府中や京都は・・・。
   1 (12)ダンスインザモア
   2 (1)ディアアレトゥーサ
   3 (3)トウショウシロッコ
   4 (6)メイショウクオリア
   5 (4)ミステリアスライト
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.58.9(以下、1/2・クビ・クビ・1/2) ハロンタイム:12.0 - 11.1 - 12.3 - 11.6 - 12.0 - 12.6 - 11.7 - 12.1 - 11.7 - 11.8 上がり3F:35.6
 3年以上、というよりも4年近く勝利から見放されていたダンスインザモアが最後方から凄い脚を使って重賞制覇(重賞での優勝は3歳時以来)!丸田Jは重賞初制覇です、人馬ともに本当におめでとう〜。8歳キャリア33戦にして福島は初参戦。大跳びの不器用な馬で、こういう小回りはどうなのと思っていたのですがお見逸れいたしました。
 軽ハンデに助けられたとはいえ、今年の3歳世代牝馬の層の厚さを反映するようにディアアレトゥーサが人気を大きく裏切ることなく小差の2着。半兄はナカヤマフェスタ。来年以降の大化けも期待されます。トウショウシロッコは相手関係が楽だったのですが、相変わらず勝ちきれませんね。
 さて、お次は注目の2歳重賞。ところで、今日の東京新馬戦を勝ったサトノオー(父ディープインパクト、母エアトゥーレ)は非凡な能力を持つ大物ですね。クラシック路線には進まない可能性もありますが要注意。
   1 (1)サダムパテック
   2 (3)リフトザウイングス
   3 (7)フェイトフルウォー
   4 (9)マイネルラクリマ
   5 (6)ダコール
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.47.3(以下、3 1/2・クビ・アタマ・1/2) ハロンタイム:13.0 - 11.5 - 11.7 - 12.1 - 11.8 - 12.0 - 11.8 - 11.5 - 11.9 上がり3F:35.2
 折り合ってなかった馬も多かったなかで、サダムパテックはスタートが良くなかったものの、落ち着いたレース運びで最後の直線はグングン伸びて余裕の勝利。前走の内容が素晴らしかっただけに、この登竜門レースを勝てたので実力は本物。おめでとう〜。スタートが悪かった点では同じだったリフトザウイングスは内容が対照的。武が屋根で内側の窮屈なところに入った時点で勝利を諦めたファンも多かったでしょうけど、最後はジリジリとしか行かなかった。でも賞金加算できて良かったと思いますよ。これから成長する馬です。
 強力な評判馬が揃った新馬戦を快勝して乗りこんできたビップセレブアイは12着と惨敗。全然競馬をしていません。
 戦前の予想も難しかったですし、この結果もどう受け止めていいか、サダムパテックが頭抜けているというだけで他の同世代との力関係がなんともわかりません。
 マイルCSは上位人気4頭が外国人騎手騎乗という異常事態のなかで岩田とのコンビが復活したエーシンフォワードが大番狂わせでGI馬に!本当におめでとう〜。レースレコードが出た素晴らしいレースでした。
   1 (13)エーシンフォワード
   2 (1)ダノンヨーヨー
   3 (6)ゴールスキー
   4 (2)サプレザ
   5 (12)ライブコンサート
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.31.8(以下、クビ・ハナ・ハナ・1 1/4) ハロンタイム:12.1 - 10.7 - 10.9 - 11.6 - 11.4 - 11.1 - 11.9 - 12.1 上がり3F:35.1
 エーシンフォワードは1400がベストで1600になると途端に終いが甘くなるという常識だったのですが、今日の強さには目を見張るものがある。というよりも、先週のエリザベス女王杯と同様に、直線の内側を果敢に突いたのが吉と出ましたね。最後はよく凌いだ。外を回る馬ももちろん伸びてはいるのですが、内側で粘る馬の力強さが際立つという結果に。岩田Jは久しぶりに会心の騎乗でした。前走は手綱をスミヨンに譲ってスワンSを惨敗。その素行不良外国人は今回ダノンヨーヨーに跨ってきたわけで、見事に鬱憤を晴らしたことになります。
 上位5、6頭の間には実質的に差はなさそうですね。3着ゴールスキー、福永はほぼ完璧な騎乗だったと思うのですが、古馬の壁は破れなかった。でも大きな自信になるでしょう。サプレザも流石。
 キンシャサは外、外を回されてロスが余りにも大きかった。この距離もやはり長い。