Ardbeg 1991 (La Reserve, 9years, 60.9%)

少し古いボトリングで、しかも、もともとフランス市場向けの商品なので、飲むことができて(@東北地方の某所)大変ラッキーでした。乱暴なメモしか手元に残っておらず、綴りや度数があっているかどうかの自信はありません。
フランスでは、例えば Aberlour のような、シェリー香が顕著で、甘みが強調されている華やかなモルトがよく飲まれると聞きますが、この Ardbeg 1991 みたいな、けれん味のないものもあるのですね *1 ・・・。おれおれさん、後はよろしく。
口に含むと、雑味を感じさせず、スピリットを飲んでいるような錯覚。その直後に、口中と鼻腔に強烈なピート香が充満。最近、オフィシャルの Ardbeg がどうも力不足(?)な気がしていたので、上質のピーティーモルトとは、こういうものだったかと、旧友との再会にも譬えられる、嬉しい味でした。
度数が高いながらも、あっという間に飲んでしまいました。もっとゆっくり味わえば良かったですね。

*1:言うまでもないことですが、別に Aberlour が俗受けする味だと言っているわけではありません。念のため