東京優駿・予想

トキノミノル、コダマ、シンボリルドルフトウカイテイオーミホノブルボン・・・新たな伝説の誕生となるか。


東京優駿日本ダービー) 東京・2400メートル 3歳・G1 15:40発走

  ◎ ディープインパクト (3枠5番)
  ○ インティライミ (4枠7番)
  ▲ ブレーヴハート (1枠1番)
  △ マイネルレコルト ローゼンクロイツ ダンツキッチョウ
ディープインパクトの追い切り、見ました?皐月賞のときより、また一段と成長したのではないでしょうか。この馬が負けるとしたら、斜行による降着とか、内側に包まれて前後左右に行き場をなくし、前が壁になって脚を余したとか、それぐらいしか思い浮かばない。そもそも、1990年のメジロライアン(2着)以来、1番人気の馬は必ず3着以内に入っています。まぐれ勝ちだとか、不可解な敗北とか、本戦ではあり得ない。素直に相手探しをしましょう。
2着以下は混戦と予想。余談ですが、昨日の白百合Sを勝ったアスカロンがダービーに来ていたら、また面白かったのですが。今年の「残念ダービー」(ラジオたんぱ賞)は、盛り上がりそうですね。
2番手集団のなかでは、インティライミが卓越した能力を持っています。去年の新潟2歳Sのとき(9月5日)から目をつけていたけど、皐月賞には目もくれず、ダービーに照準を合わせて来ました。結局、その判断は正解でしたね。京都新聞杯では、人気にばっちり応えて完勝するあたり、同世代のなかでの格の違いは明らかです。先週のシーザリオに続いての、スペシャルウィーク産駒のクラシック勝ち、父子二代ダービー制覇は・・・今年は相手が悪くて厳しいか。
いろいろと悩んだ結果、▲は青葉賞3着のブレーヴハートに。陣営の、「青葉賞のときが70点だとしたら、今は100点」という売り言葉に乗った、というのと、あとは心情馬券と申しますか、抽選に漏れてダービー出走を逃した半兄ローエングリン *1 の分まで頑張るのではないか、と。それに、鞍上はデザーモ。中途半端で不完全燃焼な競走はしないでしょう。先行して、底力を見せつけてほしい。
早熟馬は三冠レースでは歯がたたないという傾向が年々強くなっています。そのなかにあって、2歳王者マイネルレコルト(6枠12番)は、皐月賞でもインパクトに果敢に挑んで、最後まで激しい2着争いを繰り広げ、ちょっと私は感動していたわけです。ここでも注目したい。東京コースは、京王杯のときの苦い思い出がありますが。
競馬センスが良いローゼンクロイツ(2枠3番)は、タイトルをうかがえる位置にはないかもしれませんが、ローズバドが同じコース・距離のG1レースで連対しているわけですから。これくらいの距離がちょうどいいのでは。
それに、1番人気は3着以内に確実に来ると上述しましたが、実は、3番人気の馬も、ここ5、6年ほど続けて、3着以内に必ず入っています。最終的なオッズがどうなるかまだわからないので、3番・4番人気あたりにいるローゼンクロイツダンツキッチョウ(7枠13番)を買っておこうという魂胆。ダンツキッチョウは、あの青葉賞を見ても、実力は明らかに本物なので、何番人気でも買いですが。
もう一頭気になる馬をあげろ、ということならアドマイヤフジ(3枠6番)。不器用なところがあるので、府中では実力をいかんなく発揮できるはず。

*1:その鬱憤を晴らすべく、3歳で宝塚記念に挑戦して見事3着でしたからね。