皐月賞・予想

 本当に大混戦だな、こりゃ・・・。よくわからないので、盟友A氏の予想も考慮しつつ、非常に優秀な時計で決着した弥生賞の1・2着馬とフサイチで勝負します(いいのかこんな安直な予想でw)。

皐月賞 中山・2000メートル JpnⅠ・3歳・定量 15:40発走

   ◎ アドマイヤオーラ(7枠15番)
   ○ ココナッツパンチ(8枠18番)
   ▲ フサイチホウオー(1枠1番)
   △ ドリームジャーニー ヴィクトリー フライングアップル
 安直とはいえ、よくよく見ると「歴史」を感じさせる一戦だということに気づきました!というのも、◎○▲の父馬が、2001年のクラシック三冠を分け合った馬たちじゃないですか!
 ◎アドマイヤオーラの父は順調に行けば世界最高峰レースを勝っていたであろうアグネスタキオン号。皐月賞完勝後に無念の引退となった。父子制覇、そして父が断念した夢に向かって走ることができるか。4戦3勝。唯一の敗戦の相手は先週の桜花賞馬だ。そのダイワスカーレットには0.2秒の差をつけてシンザン記念できっちり借りを返している。ここでも決め手上位。
 ○ココナッツパンチの父は菊花賞マンハッタンカフェ号。新馬戦勝ち上がった直後の弥生賞アドマイヤオーラにクビ差まで迫る大健闘。それが単なるまぐれでないことは新馬戦での非凡な戦い方(上がり時計33.4秒の鬼脚)でわかる。さすがにデビュー3戦目でのクラシック優勝は困難でしょうが、底が全く見えておらず、怖い存在ですね・・・。
 ▲フサイチホウオーはダービー馬である父親(ジャングルポケット号)の皐月賞挑戦のときと同じ最内枠という奇遇で何か嫌な予感。しかしそこは名手アンカツ騎乗。内側に包まれてオシマイ、というわけにはいかないだろう。父親を超えることができるか。そして、ディープ以来の無敗クラシック制覇を目指す。競走馬としてのスケールは父に勝るとも劣らないのですが・・・。
 △も多士済済。2歳王者ドリームジャーニーは前走の直線で寄られる不利がなければ、アドマイヤオーラともっと好勝負になっていたはずです。小さい馬なので揉まれると強さを発揮できないので、そこら辺は蛯名が学習したことを祈る。末脚は確かなので、ゴール前でもたれる癖のあるフサイチホウオーと印を逆にしても良かったほどですね。ヴィクトリーはご承知の通り、リンカーン号の半弟。外枠に入ったこと(そして、勝春騎乗)は不運で、そのために評価を下げざるを得ませんが、一旦好位につけると非常にしぶとい。重要なステップレースになりつつある若葉Sを休み明けで勝った点は見逃すべきではなく、叩かれて更なる良化が見込めるのではないでしょうか。そして、やはりスプリングS組から最後の一頭を。フサイチホウオーと才能が匹敵する「善戦マン」フライングアップルなら馬券には十分に絡めるでしょう。
 しかし、こうして眺めてみると、○ココナッツパンチが一番信頼性が低いというか、すごく不安ですね。ココナッツパンチを無印にして、残りの馬を一つずつ繰り上げ、加えてナムラマース(4枠8番)に△をうつ、でも行けそう。ナムラマースは本当に良い馬だと思いますよ。