クイーンS 北九州記念・予想
◎ アドマイヤキッス(5枠5番)
○ デアリングハート(7枠10番)
▲ アサヒライジング(1枠1番)
△ シェルズレイ ディアチャンス フサイチパンドラ
開幕週の札幌は後ろからは届かない、が定説。現に、この7年のうち6回は第四角で先頭に立った馬がそのまま優勝しています。しかし、今回は先行したい馬がひしめきあって、どう考えてもスローにはならないだろう・・・。前が総崩れするだろうという想定で重たい印をアドマイヤキッスとデアリングハートに打ちました。アドマイヤキッスはいまひとつ勝ちきれないが、大きく負けていない。馬体が戻っていれば問題ないでしょう。デアリングハートは去年の勝者。同性相手にはメチャクチャ強いが、今回は遂に56キロを背負うことになったので割引。
先行する馬のなかではアサヒライジングかシェルズレイといったところか。能力は伯仲しているけど、一級線相手での実績はアサヒライジングのほうが上。良馬場になりそうなのもプラス。
ディアチャンスは先行集団の脚が止まったときのための押さえ。大器は晩成す。ただ、マーメイドSのときは異常に強かったので、その反動が心配。まともなら勝ち負けまであるでしょうね。フサイチパンドラもスローペースでの上がり勝負は分が悪いが、今回はそうはならない。
◎ アストンマーチャン(4枠7番)
○ メイショウトッパー(1枠1番)
▲ アルーリングボイス(2枠3番)
△ スピニングノアール タニノローゼ ゴールデンキャスト
絶対に当たらないハンデ戦ですが、◎だけは自信あります。アストンマーチャン。近年で最も強いと言われる今年の3歳牝馬のなかでもスプリント能力はトップクラス。53キロは恵まれたよね。
1200ではほぼ完璧なメイショウトッパーを対抗に。まだまだ伸び盛りで末恐ろしい馬ですが、アストンマーチャンとは逆に、56キロはちょっと見込まれてしまった・・・。
▲アルーリングボイスの逆襲に期待。成績の悪いところはみんな1600メートル以上とかダート戦だけ。前走のCBC賞では0.2秒差の5着と、短距離ではやはり強いことを証明した。コースも得意で、小倉1200は小倉2歳Sを勝った同じ舞台。
スピニングノアールも期すところが大きいはず。確実な末脚の持ち主で、不利や雨やアクシデント(落馬)がなければ一、二個は重賞を勝っていたであろう逸材。タニノローゼの前走は休養明けで明らかな太め。先行したときのしぶとさは立派で、凡走からの巻き返しは十分可能。そして、もちろん押さえなくてはいけないのは、「夏男」ゴールデンキャスト!w 近走の成績は完全に度外視してよし。何歳になっても暑くなると突然元気になるお方です。羨ましい・・・。