みやこS アルゼンチン共和国杯・結果

   1 (1)エスポワールシチー
   2 (4)トウショウフリーク
   3 (5)ニホンピロアワーズ
   4 (2)ワンダーアキュート
   5 (9)ヒラボクキング
天候:曇 ダート:稍重
優勝タイム:1.48.4(以下、3 1/2・1/2・1/2・1 1/2) ハロンタイム:11.9 - 11.0 - 12.3 - 12.0 - 12.3 - 12.2 - 12.1 - 11.9 - 12.7 上がり3F:36.7
 エスポワールは春の名古屋大賞典以来3連敗、無敵のダート王も衰えは隠せないか、と思っていた矢先に、強敵を相手にしてこの復活劇。二番手追走から、逃げたトウショウフリークを直線で捕まえると、後続の差し馬たちにさらに差をつけて圧勝。あまりに鮮やかで、つい一昨日スマートファルコンは「国内に敵なし」と言ったことを撤回しなければならない見事な走りでした。おめでとう〜。
 今日は一頭強過ぎて、後は論評するのも憚られる感じですが、逃げて見せ場を作ったトウショウフリーク(2着)もダートではまだ底を見せていませんね。夏から5連勝中でした。今日は重賞の壁に跳ね返されてしまいましたが、多分GIIIレベルや交流重賞ならこれからどんどん勝てそうな印象。あのスイープトウショウ号の半弟にあたります!
   1 (3)トレイルブレイザー
   2 (1)オウケンブルースリ
   3 (8)カワキタコマンド
   4 (4)カリバーン
   5 (2)ビートブラック
天候:曇 芝:良
優勝タイム:2.31.5(以下、1 1/4・3・1 3/4・ハナ) ハロンタイム:7.3 - 11.1 - 11.7 - 12.2 - 12.6 - 12.6 - 12.5 - 11.9 - 11.9 - 12.0 - 11.5 - 11.7 - 12.5 上がり3F:35.7
 オウケンブルースリ(6歳)を除いて4歳馬が掲示板を独占。しかし、オウケンブルースリは今日は勝てたのではないか・・・それが関係者の偽らざる気持ちではないでしょうか。優勝馬と2着馬の明暗を分けたのは騎手の判断だったかも知れません。ゆったりとしたペース。それを見抜いてか、アンカツは3角からどんどん積極的に前をうかがい、直線でも早めに仕掛けた。早過ぎたのではないかと一瞬思うようなタイミングでしたが、脚が止まらなかった。それに対して、田辺騎乗のオウケンブルースリはあまりにも後ろ過ぎた。よく追い込んではいるのですが、斤量差もあって差を縮めることはできなかった。なんというか、勝負どころを把握している老練な騎手とまだまだ若さが残る騎手の実力差が出てしまった気がしますね。田辺Jは関東有望ジョッキーなのですから頑張ってもらいたいのですが。
 ともかく、トレイルブレイザーおめでとう〜。母の伯父がヘクタープロテクター号という血統。
 名は通っているけど明らかにピークが過ぎた感のあるベテラン勢、たとえばキングトップガン(6着)、アブソリュート(7着)、フォゲッタブル(8着)、トウカイトリック(12着)、ナムラクレセント(13着)はもう引退が近い。種牡馬入りできるかどうか微妙な馬が多いだけに、少々切ないです。