災害時の帰宅

『災害時帰宅支援マップ 首都圏版』(昭文社 2005年)

今日は、このマップを片手に、実際に都内某所から自宅まで歩きました。所要時間は約3時間(途中、15分の休憩を含みます)。
これは、首都圏在住の人は、みんな試すべきですね。実行することで初めて感得することも多々ありますから。
例えば、実際には最短距離ではなくても、大きな幹線道路沿いを歩くべきだということを実感しました。とにかく、コンビニやガソリンスタンド、あるいは休憩場所が圧倒的に多いですし、なにしろ歩道が広くて明るい(街灯が多い)。こういったことがいかに心強いか!実際に歩くまでは、正直言って過小評価していました。
それから、自分の体力との兼ね合いを肌で感じたことも意義深い。徒歩3時間というと大したことはないように聞こえるかもしれませんが、実際、最初の2時間は比較的楽で、交通量の多い国道・県道沿いだったこともあって、周辺に憚ることなく大声で鼻歌をうたいながら歩くといった余裕の表情。しかし、そこで15分休んだ後がきつかったです・・・。急に足の動きが鈍くなりまして・・・。運動を普段怠っているツケなのでしょうが、現段階での自らの体力を把握することができたのは、本当にためになりました。
余談。延々と早足で歩き続け、蒸し暑くて苦しいときに、自宅近くの某河川にかかっている、子どもの頃から見慣れている某橋梁を見たときの感動(安心)と言ったら・・・涙が出そうでしたね。故郷というものが、いかに心休まるものか・・・。