土曜2歳戦・結果

 2歳のオープン戦も始まりましたし、明日は重賞函館記念ですが、一番注目したいのは、明日新潟11レース出走のブラックタイド号(今更言う必要もないでしょうが、ディープインパクトの兄上)です。2年ぶりですね・・・。治療にあたった関係者の熱意と愛情には頭が下がりますよ。海を越えた向こうでも、Barbaro 号の生命を永らえさせるための必死の努力が続けられていますし、ブラックタイド号・Barbaro 号の一途で前向きな姿には、とにかく声援を送りたいと思います。

  • 函館未勝利

   1 (1)オープンザゲート
 2戦連続で2着でしたが、ここで1番人気に応えてマイネルモルゲンの半弟が未勝利脱出。

   1 (2)ビービーガルダンチーフベアハート×オールザチャット 母父 Westminster
   2 (1)フリーダムエアー(サクラバクシンオー×ヒロジュエル 母父サンデーサイレンス
 勝ち馬の母はニュージーランド産の繁殖牝馬(現役時には重賞勝ちも経験しています)。フリーダムエアーも好調が伝えられていましたが、なかなか良い走りでしたね。次走に期待がかかります。

   1 (3)インパーフェクトナリタトップロード×ブルールミナール 母父アイシーグルーム
   2 (2)エイシンイッテン
   3 (1)ローレルゲレイロ
 5頭立て。新馬戦を圧勝して、「第二のコスモバルク」と騒がれた*1地方馬函館2歳Sへの出走権利を得る!ただ、ローレルゲレイロに対してはちょっときわどい走りをしたと思いますよ・・・。何はともあれ、ナリタトップロード号産駒の初勝利ということで、個人的にはかなり嬉しい。

   1 (1)メジロアダーラフレンチデピュティ×メジロダーリング 母父 Green Desert
   2 (4)オメガアーティスト
 名牝メジロダーリング号の初仔が、アイビスティアラを退けて新馬戦を勝利!幸先良いスタートですね。オメガアーティストに並びかけられてから、さらに突き放したレースセンスに好感を持ちます。
 メジロの馬が軒並み強かった頃は別に何とも思っていなかったのですが、最近は、日本競馬の興隆のためにはメジロ牧場の復活も一つの鍵なのではないかと考えるようになりました。

   1 (1)ハロースピード
   2 (3)ピンクカメオ
   3 (5)マルカハンニバル
 ハロースピードはこの段階での仕上がり具合が他馬と比べて明らかに違うという感じですね。フォームが豪快で、なかなか力強い走りでした。

   1 (3)アインファスター(アフリート×スプラッシュクイン 母父トニービン
   2 (2)ロードクルーザー
   3 (1)ワキノドライバー(スウェプトオーヴァーボード×カツラドライバー 母父ニホンピロウイナー
 アインファスターの伯母はダイナシュートなので、ラインクラフトアドマイヤマックスと同じ母系ということになります。ただ、血統的には、1000メートルは忙しいような気もしますが。

   1 (2)シャルマンレーヌダンスインザダーク×ジョージビューティ 母父ミルジョージ
   2 (1)アストンマーチャンアドマイヤコジーン×ラスリングカプス 母父 Woodman
 こちらも重厚な血統の馬が勝ち上がり。なかなかのタイムで、すでに競馬を覚えているという感じですね。良い勝負根性を見せましたし。アストンマーチャンは出遅れが響きましたが、素晴らしいスピードの持ち主だということを改めて実感。

*1:厩舎・馬主は同じ顔ぶれ