19日&20日2歳戦短評

  • 函館未勝利(土)

  キョウエイエルメスワイルドラッシュ 母父マルゼンスキー
ファンタジーS勝者タシロスプリングの娘が未勝利脱出。新馬戦と同様に果敢にレースをリードし、逃げ切りを決める。距離が延びると苦しそうですが、スプリント能力はある。

  ヒシアカデミー(Vindication 母父 Mr. Greeley)
こちらも好スタートから楽に逃げ切り。走るフォームがまだぎこちない印象を受けますが、ダート向きなのでしょう。

  トウカイフィット(タイキシャトル 母父 Mr. Prospector
トウカイワイルドの半弟、つまり Broad Brush 号の甥にあたります。後続が追ってきてから更に一伸びしたように、スタミナにも自信あり。

  ダイワプリベール(Empire Maker 母父 Efisio)
他を寄せ付けない強さ。直線に向いてからも、ほとんど馬なりでしたね。土曜開催の2歳戦のなかでは最も高い素質を感じました。

  フォーシーズンゴーメガスターダム 母父 Mr. Prospector
九州産馬限定戦で比較的楽なメンバーだったとはいえ、新種牡馬メガスターダム産駒が初勝利!おめでと〜。しかも、松永幹夫厩舎の馬ですね。自分が現役時代に主戦騎手を務めた馬の仔を管理し、勝利に導くことができて、きっと感慨深いものがあったはずです。

  パレスシュガー(タイキシャトル 母父 Seeking the Gold
最後よく粘りました。

  • 函館未勝利(日)

  サンゴシック(ダンスインザダーク 母父スキャン)
新馬戦は有望馬メジロチャンプの2着でした。ここでのタイムはやや平凡ですが、内容は悪くないですね。

  ラインブラッド(タイキシャトル 母父 Trempolino)
この週末はタイキシャトル産駒が2歳戦で3勝と大暴れ。

  • 新潟未勝利(日)

  ザデイ(シンボリクリスエス 母父 The Minstrel
ゴッドインチーフ号のいとこ。いかにも幼稚なのですが、才能だけで何とかしてしまいました。レースに集中できれば、もっと強くなるでしょう。

  コンスヴァール(ブライアンズタイム 母父 Seeking the Gold
母方を辿っていくと Pacific Princess 号に行き着く名門の出。いい勝負根性の持ち主で、タイムも良い。粘って2着を確保したレッドヴァンクールも褒めてあげたいですけどね。次は勝ちあがるでしょう。

  マッハヴェロシティ(マンハッタンカフェ 母父タイキシャトル
メイショウボーラー号の甥(母マイミッシェルはボーラーの全姉)。2着ガンズオブナバロン騎乗の内田は土日の2歳戦で1勝2着2回3着1回の好成績でした。それにしても3着に入ったジャッカネイプスの上がり時計、これ間違ってないですか?速過ぎる。ここまで速いと脚にかかる負担が心配です。乗っていたのは福永か・・・。

  • 小倉未勝利(日)

  ホッコータキオンアグネスタキオン 母父バンブーアトラス
芝替わりが功を奏したのでしょうか、なかなかのタイムで快勝。次の一戦で真価が問われる。

  イセノスバル(プリサイスエンド 母父タバスコキャット
プリサイスエンド産駒、コパノマユチャンに続き、これで2頭目の2歳戦勝ち上がりですか。今年は好調ですね〜。実は、ここでは早熟馬アルーリングボイスの半弟アルーリングムーン(3番人気)に期待していましたが、伸びが足りずに3着。