フェアリーS・結果

 現在の日本で考えうる最高級の血統の持ち主である2頭が前走で大きく人気を裏切って惨敗し、ここが牝馬クラシックに向けての正念場でした。最悪でも2着で賞金を加算しないと今後のローテーションがかなり厳しくなるということで、さて結果は・・・
   1 (1)ダンスファンタジア
   2 (7)スピードリッパー
   3 (2)アドマイヤセプター
   4 (4)ピュアブリーゼ
   5 (14)ヤマノラヴ
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.33.7(以下、2 1/2・クビ・1・1 1/4) ハロンタイム:12.3 - 10.6 - 11.1 - 11.1 - 12.0 - 12.2 - 11.9 - 12.5 上がり3F:36.6
 阪神JFでは外を回ってかかってしまい自滅したダンスファンタジア(母ダンスインザムード号)が雪辱を晴らし、重賞制覇。前走とは別人のように今回は中団で折り合っていましたし、最後の坂を登る辺りからが圧巻。ガツンと加速してスピードリッパーとアドマイヤセプターをあっという間に置き去りにしてしまった。腰がしっかりしているのでしょうね。おそらくこれが本来の強さ。おめでとう〜。
 ところで、2着スピードリッパー(ポップロック号の半妹)もファルブラヴ産駒で、この種牡馬は実に良い牝馬を輩出しますね。というか、牝馬ばかりが優れていて牡馬がさっぱりという傾向が昨年からずっと続いているのも不思議です。
 アドマイヤセプター(母アドマイヤグルーヴ号)にとっては、ほろ苦い結果になってしまいました。
 さて、ダンスファンタジアの馬柱を見ていて、どうしても気になるのですが、新馬戦以来の騎乗ジョッキーが、北村→横山→武→クラストゥス、と全部乗替だ・・・一体何を考えているのだ藤沢と社台・・・