大阪杯 ダービー卿CT・結果

 まず15頭も出走する大阪杯も珍しかったですし、ゴール前で複数の馬が激しい叩き合いの大接戦を演じるのもあまり見たことありません。前哨戦とは思えない真剣勝負のおかげで、最後はレコード決着の好レースでした!
   1 (1)ヒルノダムール
   2 (8)ダークシャドウ
   3 (3)エイシンフラッシュ
   4 (5)ダノンシャンティ
   5 (2)キャプテントゥーレ
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.57.8(以下、ハナ・クビ・クビ・クビ) ハロンタイム:12.5 - 11.0 - 12.3 - 12.1 - 11.4 - 11.6 - 11.6 - 11.3 - 11.8 - 12.2 上がり3F:35.3
 9着(2頭同着)のミッキードリーム・ドリームジャーニーですら時計は1.58.9で、本来なら余裕で勝っているはずだという厳しい戦いを制したのは、遂に悲願の重賞タイトルに手が届いたヒルノダムール。重賞は今まで2着3回、3着1回、4着3回。誰もが認める才能上位馬なのに、どうしてもあと一歩及ばなかった。それでもさすがハイレベルな4歳世代。今まで戦ってきた相手の格が違った。おめでとう〜。
   1 (8)ブリッツェン
   2 (2)ライブコンサート
   3 (6)キョウエイストーム
   4 (7)スマートステージ
   5 (12)ダンシングロウ
天候:晴 芝:良
優勝タイム:1.33.3(以下、ハナ・クビ・ハナ・3/4) ハロンタイム:12.7 - 11.4 - 11.5 - 12.0 - 11.8 - 11.0 - 11.0 - 11.9 上がり3F:33.9
 ダービー卿CTも最後はかなり際どい勝負で、内側のライブコンサートが差し切ったかな、とも見えましたが逃げたブリッツェンがハナ差で凌いでいた。前半は59.4秒とそれほど速くないペースながらも、終いも脚色衰えずに上がりを33.9秒で走ったのですから力は本物。単に軽ハンデに助けられたというわけでもないでしょう。おめでとう〜。逆に、ライブコンサートは展開嵌ったなと思っただけに、これは悔しい敗戦でしょう・・・
 転厩初戦のキングストリートはどうしたことか。4角から全く上位争いに加わるような雰囲気はありませんでしたね。